Biography | 経歴

 

井上 知香

大阪・高槻市出身。幼少期よりドイツと米国に在住。現在はロサンゼルスと京都を拠点とし、クラシック音楽界では偉大な可能性を秘めるサクソフォン音楽の普及に力を注いでいる。ロサンゼルス・フィルハーモニックでサクソフォンを担当。ソリストとしてもサンタモニカ交響楽団、パシフィック交響楽団、ブルックリン室内管弦楽団、フレズノ・フィルハーモニックオーケストラ、カルバーシティー室内管弦楽団、など数々のオーケストラや楽団と共演を果たしている。スペイン、グラナダの「グラナダ音楽フェスティバル」、アメリカ・オレゴン州「アストリア音楽フェスティバル」、中国・太原の「国際サクソフォン/クラリネット フェスティバル」などに出演。また「ピアティゴルスキー財団」と「ビバリーヒルズ・コンサートシリーズ」のアーティストとして選出されアメリカ各地でコンサートを行っている。

ギタリストのスコット・モリスと供にクラシックサックスとギターデュオChika & Scott をハリウッドで結成し、ニコ・ボラス(プロデューサー)、アル・シュミット(エンジニア)のもと2020年にアルバム「Unfettered」(Samek Music レーベル)をリリース。スペイン楽曲を含むセカンドアルバムを近日リリースの予定している。ピアニスト山口美樹子とサックスのデュオではハイドン、ベートーベン、モーツァルトなどの古典楽曲を中心に、ロシア人ピアニストのアントン・スミルノフとは現代曲、ジャズとクラシックのクロスオーバー、などの編曲・演奏活動も積極的に行なっている。

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA) ハーブ・アルパート音楽学校 、カリフォルニア州立大学フレズノ校大学院を経て、南カリフォルニア大学(USC)ソーントン音楽学校博士課程を修了。現在はカリフォルニア州立大学ドミンゲスヒルズ校にて音楽科で教鞭をとり、後進の指導を行っている。 Selmer Paris Saxophone (Conn-Selmer), Vandoren (Dansr), lefreQue, KeyLeavesアーティスト。